板橋社保協ニュースNo.16
要望は受け止めるが、実施はしない
5月26日(月)午後1時より板橋社会保障推進協議会主催で板橋区との懇談会を、約30名参加の中、行いました。
懇談の前に、新たに「国民健康保険の全加入者に資格確認書の一律交付を求める要望書」を提出しました。(別紙)
山本会長の挨拶のあと、予め提出していた「医療・介護・高齢者福祉施策・生活保護などに関する要望書」に基ついて、管轄課長等より回答があり、参加者から意見・要望を述べました。司会は金崎事務局長。
「医療に関する要望」については、「保険証及び資格確認証の差し押さえは行わない」ことを明言しましたが、「医療機関等の窮状に対する区独自の調査や施策は行わない」、「マイナ保険証の強制をしないよう国に求める要望には応じない」との回答でした。
「生活保護等」に関しては、「国の制度なので要望はするが、区の事業としては実施しない」。3福祉事務所統合後の区の施策については曖昧な回答でした。
「介護」に関して、「介護保険料の引き上げ中止については制度の持続性の確保のためできない」。また、認定期間の短縮、介護報酬引き上げの国・都への要望等についても明確な回答はありませんでした。
「高齢者福祉施策」の要望について、「緊急通報システムの使用料の引き下げ、肺炎球菌・インフルエンザ予防接種料金の無料化は行わないが、補聴器購入費用の助成事業については、住民税均等割のみ世帯は今後の検討課題」との回答でした。
このほか、各種資料提出を要請して懇談は終了しました。
区の回答には満足できるものはありませんでしたが、板橋社保協としては初めての区との懇談で積極的な取り組みでした。これからは当事者が実態をもとにリアルに区に迫る取り組みが必要と感じました。
何でも相談会の開催
5月16日(金)に区立グリーンホールで何でも相談会を開き、3件の相談がありました。
相談は、銀行預金残高調査、生活問題などで、弁護士、区議会議員等が対応しました。相談会前宣伝や会場設営など、準備に携わったみなさんお疲れ様でした。
第9回幹事会のお知らせ
・6月19日(木)18時00分~
・あ~ちぷらざ4階会議室
2025年度社保協総会
・7月26日(土)午後1時30分~4時30分
・あ~ちぷらざ5階ホール
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