板橋社会保障推進協議会

板橋社会保障推進協議会は、板橋区を中心に住民と協同しながら、社会保障の充実のために運動を取り組んでいます。

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板橋社保協ニュースNo.2

      2023/08/30

「何でも相談会」開く

2月24日(金)13時より大山公園三角地(板橋区グリーンホール横)とグリーンホール503会議室で「何でも相談会」を開き、10名の相談者がありました。
相談に先立って、板橋区役所前駅及び大山駅南口で相談会開催の宣伝を行いました。
相談会は、これまで主に室内での開催でしたが、気軽に来れる環境を整えようと、寒い中、通行する人にも目立つようにテントを張って、新調した幟なども用意して相談会場を設けました。
法律相談は城北法律事務所、生活相談は日本共産党区議団と板橋生活と健康を守る会、税金の相談は年金者組合、住宅問題は板橋土建、健康相談は健康文化会、労働相談は板橋区労連と年金者組合の相談員がそれぞれ対応しました。
労働相談の男性は、「営業職で20年勤め、業績を上げ会社に貢献してきた者を高年齢という理由であっさり雇止めにするとは…とても悔しい。労働組合はないけど、たたかうにはどうすれば」という内容でしたので、個人加盟の労働組合を紹介しました。
シルバー人材センターで働く高齢の女性からは、「無年金なので生活保護を受けるにはどうしたら」という相談がありました。
生活保護の受給要件などを説明するとともに、都営住宅の「家賃減免制度の利用」について案内し、後日生活と健康を守る会から訪問することとしました。
このほか、離婚した娘のローン支払いのことや、UR住宅の高家賃のこと、都営住宅の入居条件のこと、家屋修繕のこと、国保加入のことなどの相談がありました。
参加者から「どこに相談に行ったらいいのか悩んでいる時にこの相談会の案内があった。気軽に相談できて少し安心しました」との感想がありました。
事前の宣伝、当日宣伝と会場設営、相談者の皆さん、お疲れ様でした。

相次ぐ勝利判決

全国29都道府県で争われている生活保護基準の引き下げ違憲訴訟(いのちのとりで訴訟)で、3月24日、青森及び和歌山地裁で原告勝利判決が出されました。
厚生労働大臣の「裁量権の逸脱」が違法と断罪したもので、16地裁のうち7地裁で原告勝利の判決となります。
すでに国の基準引き下げの理由は破綻しています。控訴せずに基準を元に戻し、損失分の補償を行うことが求められています。

事務局からのお知らせ

幹事会
日時:4月27日18:00~
会場あ~ちぷらざ4階会議室

定例総会の開催予定
日時:6月24日(土)13:00~
会場あ~ちぷらざ5階ホール

板橋社保協ニュースNo.2(2023年3月26日)

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